ブー(大地)・サマーディの儀式は、ガンガー・スナーナ(沐浴)で終わります。
ヴェーダの祈りの儀式は、それを実行する人を正しい方向へ前進させる深くて強い心理効果を与えてくれます。
はるばるタミルから来たスワミジ御用達のヴァイディカの司祭に付き添われて沐浴を済ましたリシケシ・アシュラムのスワミジに続き、皆で続々とガンガーに入ります。
冷たいガンガーの水が、この1ヶ月のリシケシでの時間に区切りを付けてくれました。
ガンガージーは、数千年前と同じように、今日も流れ続けながら、祈る人の心を綺麗に洗い続けています。 |
スワミジが愛する場所、私の新しい人生が始まった場所、何千年も聖人たちが瞑想をしてきた場所、リシケシで過ごしたスワミジとの最後の1ヶ月は、寝ても覚めても祈りの中にありました。
祈ることと祈りの意味を教えてくれたスワミジの近くでこのように一日中祈る機会を与えてもらい、この祈りという行動からさらに沢山のことを学ばせてもらいました。
スワミジのようなサンニャーシンのマハー・サマーディには、普通の人のように、「ご冥福をお祈り」する必要はありません。
普通の人は、魂(個の意識)が体を手放したら次の体を得て天国に行ったりまた人間になったり他の動物になってみたりします。
一方、自分の意味がここにある全てである人は、全てであるゆえに、何にもならないし、何処へも行きません。
ブランマ・ヴィディヤーの先生として、イーシュワラの祭壇として、プージヤ・スワミジの身体という形で私達の目の前で教え続け与え続けてくれていたけど、今日の儀式でその身体は全体に帰り、スワミジの栄光はそれを讃える人の上に降り注ぎます。