2015年3月30日月曜日

チャンドラーヤナ(चन्द्रायणम् [candrāyaṇam])

タパス(自制行為による祈りの方法)の中でも、

一番強力と言われるのが、「チャンドラーヤナ」と呼ばれる断食方法。


マハーバーラタでも、シャンカラーバーシャでも、

極端な「プラーヤスチッタ(パーパを中和する方法)」として出てきます。

彼らの視点で極端なのだから、現代人の私達が気軽に真似できるものでは無いのでしょうね。


内容はこんな感じです。

満月の日から始める。 食べる量は普段と同じ。

普段の量を15で割った量を把握します。

満月から1日目    15分の14を食べる

満月から2日目    15分の13を食べる

満月から3日目    15分の12を食べる

… このように15分の1ずつ減らしていく

満月から14日目   15分の1を食べる

新月の日       完全断食(水だけ)

新月から1日目    15分の1を食べる

… このように15分の1ずつ増やしていく

満月の日       普通の食事



という内容らしいです。


あくまでも、こういうのが文献にある、という話です。

読者に実行をお勧めしているわけではありませんからね~。私はお勧めしません!

実施したければ、お医者さんに相談して、ちゃんとアドヴァイスに沿ってくださいね。


目次へ戻る>>

Medha みちかのweb sites